ご挨拶

この度は、長福寺の公式サイトをご覧頂き有難うございます。
長福寺は、船橋市夏見の小高い丘の上にあります。都会の喧噪から離れ、静かなひとときをご提供できればと願っております。
墓地・永代供養墓・納骨堂のご案内をしております。詳しくはお電話、またはメールからお問い合わせください。
お知らせ
ライブ配信は、こちらのページからご覧いただけます。
https://vc1.sakura.ne.jp/movie.html
訃報
令和二年十月二十五日 副住職 河村康仁 和尚(四十五歳)が脳内出血の為、逝去致しました。
故人に代わり、生前賜りました御懇情に対し、厚く御礼申し上げます。
副住職 河村康仁和尚の通夜を令和二年十一月四日に、葬儀を翌五日に修行しました。また、大練忌(四十九日忌)を令和二年十二月七日に修行しました。
感染防止の為、皆様とお別れをする機会を設ける事が出来ませんでしたし、作って欲しいとのご意見を頂戴しております。
そこで、令和三年二月一日(月曜日)午後三時より、『百箇日法要並びに納骨供養』を修行します(ライブ配信も予定してます)。お電話かメールにて事前に令和3年1月20日までに申し込み下さい。よろしくお願い致します。副住職は多岐にわたり、住職のサポートをされていました。現在副住職の仕事の引継ぎを行っています。ご迷惑を掛けぬ様、住職と編集者数名がしっかり取り組み、粛々と引継ぎ作業を行っています。まだまだ不慣れな点が多々あります。どうか現状をご理解いただき、しばらくの間、温かく見守りいただきますよう、お願い申し上げます。
◎受付開始時間 午後二時
◎メールでの申込み方法
件名に『百か日』『お名前』『参加人数(香典をお持ちになる方)』を、打ち込んで下さい。また、本文には連絡先をおねがいします。
坐禅会の開催見送りについて
毎月第1日曜日午前7時30分から開催している坐禅会については、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐことから、政府の指導、ご本山や曹洞宗の方針にならい当分の間、開催を見送りすることと致しました。今後の開催は様子を見ながら検討致します。開催情報は、当寺境内の掲示板とホームページにてお知らせ致しますので、参加希望の皆さまにはお手数ながら再度ご確認頂きますようお願い申し上げます。
既に当寺で坐禅のご指導をさせて頂いたかたにはお伝えしておりますが、日常的にご自宅での坐禅又はイス坐禅をお勧めしています。このような不要不急の外出を控えなければならない状況だからこそ、ご自宅で坐禅又はイス坐禅を行い、心の安定やゆっくりと自分自身に向き合う時間を増やすことをお勧め致します。
最初は1日1回5分間ほどから始めて、だんだんと時間と回数を増やしてみてください。できるだけご自宅のなかで静かな場所を選び、意識がなれない場合は静かな音楽を流すことも良いかと思います。お部屋の明るさは、明るすぎず暗すぎず、早朝や夕方位の光量がふさわしいです。線香またはインセンス等があれば立てて行い、線香がない場合はキャンドル(又はろうそく)などを灯して代用することをお勧め致します。坐禅の開始と終了の鐘の合図は気持ち・意識の入れ替えにとても重要です。ご自宅で鐘の音は難しいかと思いますので、スマホの内蔵音やコップ・茶碗などご自身が落ち着き集中しやすい音を選んで利用するのが良いかと思います。その他については、曹洞宗公式HPの坐禅についてをご参照くださいませ。時間があるときこそ有効的且つ充実した時間を過ごしましょう。
長福寺にご来訪の皆さまへ
当寺のご本尊様が船橋市指定文化財になっていることから、ご本尊様の由来や歴史を記した写真付きの看板が令和2年2月17日に船橋市教育委員会より正面駐車場に設置されました。ご参拝の折にご覧下さいませ。
寺院案内ページに「長福寺から船橋駅北口まで」として長福寺最寄りのバス停「長福寺入口」から船橋駅北口までのバス時刻表を掲示しております。皆様どうぞご活用ください。
当寺境内墓地使用者の皆様、夏見城址遺構の土塁を見学される方へお願い
墓地から裏庭の林に続く途中に竹柵がありますので、それより中には入らぬようお願い致します。近頃、古木が落下・倒木し大変危険です。万が一、事故等が発生した場合、当寺では責任を負いかねます。竹柵から林に入る場合は必ずお寺へお声がけ頂くかお電話をください。
【夏見山長福寺特製御朱印帳】
当寺院は、下総三十三ヶ所観音霊場第一番札所ということもあり特製御朱印帳を製作致しました。そろそろ御朱印帳を買い替えのかた、これから御朱印収集を始めるかたも、どうぞご検討くださいませ。頒布価格は1冊2000円、ご朱印料は300円です。

ご法事・年回忌法要・お施餓鬼法要について
〇ご法事の卒塔婆申込は、こちら《夏見山長福寺法事用卒塔婆申込書】》からダウンロード後にプリントして頂き、塔婆をおたてになる方のお名前・お戒名等をご記入後、長福寺にお持ちいただくかFAX(047-423-5021)、またはメール(info@zen-chofukuji.jp)にて送信お願い致します。
〇本年のお施餓鬼法要(11月18日延期開催)の卒塔婆申込は、こちら《夏見山長福寺お施餓鬼法要卒塔婆申込書》からダウンロード後にプリントして頂き、塔婆をおたてになる方のお名前・お戒名等をご記入後、長福寺にお持ちいただくかFAX(047-423-5021)、またはメール(info@zen-chofukuji.jp)にて送信お願い致します。
神無月(かんなづき)10月
さて、10月は神無月(かんなづき)ともいわれます。
これは古事記に関係があるといわれ出雲大社(いずもたいしゃ、島根県出雲市)に日本全国の神様が集まり一年のことを会議されるからだといわれています。逆に日本全国の神様が集まる出雲地方では神在月(かみありづき)ともいわれるようです。
それでは、仏教や禅宗で10月は何があるかといいますと、10月5日に達磨大師(ダルマさん)のお命日があります。
ダルマさんは、インドの地から中国へお釈迦様から28代目の弟子として正しい教えをひろめようと、船が何度も難破しましたがあきらめることなく中国の地へたどり着きました。
当寺の中国は、南北朝時代であったため南側の梁(りょう)の地に着き、時の皇帝と謁見(えっけん)する機会があり、皇帝とお釈迦様の教えについてお話されていた折、皇帝が「朕(ちん)は、寺院をいくつも建立し、幾多の僧侶を輩出してきたのであるが、ここまで国家をして釈迦の教えを導いてきたことは、釈迦のさとりの境地と変わらないのではないだろうか?」
するとダルマさんは、「無功徳(むくどく)」と示しました。
これを聴いた皇帝は、自分の行(おこな)ってきたことに何も功徳がないといわれたと思い、ダルマさんの真意(すべては空〈くう〉であること)を問いただすが理解することができず国外追放としました。(※後に皇帝はダルマさんの真意を理解し、自分の行いを後悔〈こうかい〉しダルマさんを探しましたが見つからず、最期(さいご)まで追放した事を悔〈く〉いてしていたことが記録に残っています。)
この後、ダルマさんは隣国(北魏、ほくぎ)の山間部に身を隠し、虎が棲むような場所の祠(ほこら)で坐禅をしていました。
過ぎること9年。ダルマさんの弟子となった慧可大師(えかだいし)が禅の教えをダルマさんから授(さず)かり、嵩山(すうざん)少林寺(しょうりんじ)にダルマさんをご開山(かいさん)様として迎え、禅の修行道場を開きました。
ここに坐禅の教えが世にひろまるきっかけとなりました。ダルマさんの人生をみると、まさに七転び八起の人生です。
われわれもダルマさんのような初志貫徹(しょしかんてつ)という不動(ふどう)の心を真似(まね)てみたいものです。
曹洞宗の修行道場では、ダルマさんのお命日には厳(おごそ)かな式による供養が勤められ、12月9日には断臂摂心(だんぴせっしん)という名目でダルマさんの教えが伝わったことにちなんで坐禅修行が行われております。
朝晩寒くなりました、体調管理にはどうぞお気を付けください。
坐禅会のお知らせ
毎月第1日曜日午前7時30分から開催している坐禅会については、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐことから、政府の指導、ご本山や曹洞宗の方針にならい当分の間、開催を見送りすることと致しました。今後の開催は様子を見ながら検討致します。開催情報は、当寺境内の掲示板とホームページにてお知らせ致しますので、参加希望の皆さまにはお手数ながら再度ご確認頂きますようお願い申し上げます。
1月は、第2週の日曜日に開催致します。7月・8月は、お盆行事と重なるためお休み致します。
詳しくは行事のページをご参照ください。
なお、初めて参加する方は、事前にお電話にてご連絡ください。また、当日は15分ほど前にお越しください。簡単な説明としおりをお渡ししております。
※駐車場は、正面側に7台分のスペースがございます。法事がかさなるときには、お寺の裏側駐車場へ駐車していただく場合もございますのでご了承ください。
長福寺の四季
【長福寺 点描】
- 「下総三十三カ所 第一番目」と刻まれる、明和四年(1767)の授戒会のおりに建立された聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)様の坐像。
- 山門前の六地蔵さま。ご寄付により、あご紐付き帽子を頂きました。
- 暑いさなか優雅に咲いています。
- 参道に珍客が訪れました。